カラメ専用駄文庫

□A Happy day(★)
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…同じ‥一卵性の双子の兄弟であるはずなのに…
どうしてこんなにも違うように思えてしまうのだろう…



悔しいがハオの方がカッコ良くて…
恥ずかしいが何をされてもイイと思ってしまっていて…



「…‥    …―///」




そんな事を思いながら…小さく放った言葉。



それは風の音にかき消されそうな程小さかったが、ハオにはしっかりとその言葉は伝わっていた。


未だ赤面する葉の顔に、嬉しさと愛しさに満ちたキスの雨を降らす。





月光が窓から降り注ぎ、重なる二つの陰。
シュルッという衣ずれの音と共にベッドから落ちた衣類。



少し熱をもった肌を重ね合わせながら、“半身”と甘い快楽に堕ちていく。








  …なんて…



心地が良いのだろう…









繋がっていく感覚の中で…
二人で産まれてきた訳を‥愛し合ってしまった訳を


けして導きだせない答えを‥
快楽に乗せ、自分自身に問う。



それは、本能?



離れ離れなってしまったモノの…魂の共鳴?





理屈なんか無い。
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