テニプリのお部屋

□★イチゴの刻印
3ページ/12ページ

『少しはしゃぎすぎたかな?』

なんて反省しながら、少しバツが悪くて、

窓辺のビーグル犬のぬいぐるみを抱き締め、いじってみる。

「きゃっ!・・・周ちゃんっ」

気がつけば、周助に後ろからそっと、抱きしめられていた。

周助のサラサラの髪が頬に当たって

少しくすぐったいけれど、すごく気持ちいい。

周助の甘い吐息が耳元にかかって

ドキドキが止まらなくなる。

頬がものすごく熱い。

きっと今の私、真っ赤な顔しているに違いない。

後ろから抱きしめられていてよかった。

何故って・・・私の顔が周助には見えないんだもの。

だって恥ずかしいじゃない?

大好きな人に抱き締められて

真っ赤な顔でうっとりしてる顔の見られちゃうのって………
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ