テニプリのお部屋
□彼と彼の間で・・・(製作中)
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「あっ、あぁん・・・もう、だめぇ・・・・
け・・・ごぉ・・・すきぃ・・・」
灯が俺の名前を甘い吐息の間に叫び、
俺にしがみつきガクガクと身体を震わせる。
俺は灯のこんなイキそうな顔がたまらなく好きだ。
「・・ともり・・・」
俺は灯りをキツく抱きしめ更に灯の奥へと俺自身を沈めていく。
灯が俺自身をつつみこみ、小さな震えを繰り返す。
「・・・とも・・り」
俺は涙を目尻に溜めたままの灯が何故か
遠くに行ってしまいそうでキツく抱きしめようとした。
が・・・・俺の腕は空を切り、突然灯が消え、
暗闇が俺を包んだ。
灯がいない切なさと、上下さえ判らない不安感に
俺は灯の名前を叫んでいた。