どりーむ

□殺風景な
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今まで気づかなかったの?















『ねぇフライパン買いに行こうよ』














「なんで?」













『なんでじゃないわよ!ユキはこの部屋でなに食べてんのよ!』
















そんな、なに食べてるってお湯沸かせば出来るものとか


というか僕食べなくても大丈夫だしさ・・・














『で!この部屋に炊飯器あるの?』















彼女は僕の部屋を物色し始めた・・・ないのにさ
















「炊飯器ない。」




『はぁ?!』














そんな驚くことじゃないでしょ。
















「ない。うち、フライパンも鍋もない。皿もない。」






彼女はポカーンとした顔
僕がずっと見つめているとハッとして

















『ごめん。ユキの事わかってるはずなのに、聞いた私が悪かったわ』













殺風景な



(僕の部屋?)



(生活感まったくないじゃないの)



(そう?)



(とりあえず生活用品買いにいこう)










※実話です。(ホントはhydeとのやりとり)





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