刀語短編
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*真庭鳳凰と主人公
「こんにちは、鳳凰様」
「うむ。我に何か用があると聞いたのだが?」
「用と言うか、少しお聞きしたいことが……」
「何だ?」
「(周りを見回してから)喰鮫様は、その……俗にいう『変態』なのでしょうか?」
「本人に聞けばよかろう」
「普通に答えてくださるとお思いですか?」
「(数々の出来事を思い出し)思わん」
「では、どうなのでしょうか?」
「変態というよりは、変人だろうな。殺人や他人の嗜好、大抵あいつは『いいですね』と言って肯定する。あれはあれで、我らにとって必要な奴なのだが」
「口癖について、何か文句でもあればどうぞ」
「特にない」
「では、お時間ありがとうございました。またの機会に」
「うむ」