rak buku
□寡黙な君が
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「ねぇ、明日人連れてきてもいい?」
いつものようにソファで本を読んでいた飛鳥が
名前のリモートワークに一区切り着くのを見計らって声をかけた。
「いいけど、珍しいね」
飛鳥が人を誘う姿等
名前にはあまり想像を出来ず、
また飛鳥が名前の部屋に人を連れてこようと
するのが初めてだったため
名前は了承と共に驚きを飛鳥に伝える。
「ご飯奢る約束してたんだけど
こんなご時世だし…」
「わかったよ、用意しとく」
飛鳥が申し訳なさそうに
名前に理由を話そうとすると
飛鳥の隣に移動した名前は
飛鳥の頭を撫でながら微笑んだ。